家に出た虫を掃除機で吸ってしまったことはありませんか? 掃除機で吸うと虫は死ぬのでしょうか?
それとも掃除機の中で生き続けたり、繁殖したりするのでしょうか?
この記事では、掃除機で吸うとどうなるのか、吸ってしまった後の対処法や予防策などを詳しく解説します。 特にカメムシや小さい蜘蛛などの虫について、注意点や対策を紹介します。
虫が苦手な方や、掃除機で虫を吸うことに不安を感じる方は、ぜひ最後までお読みください。
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掃除機で吸って死ぬ虫と死なない虫
掃除機で吸って死ぬ虫と死なない虫は、大きく分けて以下のようになります。
掃除機で吸って死ぬ虫
掃除機で吸って死なない虫
掃除機で吸って死ぬ虫は、吸い込まれた衝撃や熱、窒息などで死にます。 また、掃除機の中はゴミで埋まっているので、出られなければいずれは死にます。
一方、掃除機で吸って死なない虫は、生命力が強く、掃除機の中でも生き続けたり、卵を産んだりする可能性があります。 これは非常に危険なので、掃除機で吸わないようにしましょう。
特にゴキブリは、卵を持っている場合があります。 もし掃除機の中で卵がふ化してしまったら、大量のゴキブリが掃除機から這い出してくるかもしれません。 そうなったら、想像しただけでゾッとしますね。
掃除機で吸った後の対処法
掃除機で虫を吸ってしまった場合は、すぐに対処することが大切です。 ただし、掃除機の種類によって対処法が異なります。 ここでは、紙パック式とサイクロン式の場合について、それぞれの対処法を紹介します。
紙パック式の場合
紙パック式の掃除機で虫を吸った場合は、以下の手順で対処しましょう。
- 掃除機の電源を切る
- 掃除機の本体から紙パックを取り出す
- 紙パックの入り口をテープなどでふさぐ
- 紙パックをゴミ袋に入れて、すぐにゴミ箱に捨てる
これで、虫が掃除機から逃げ出すことはありません。 ただし、ゴキブリなどの虫は、紙パックの中でも生き続ける可能性があります。 その場合は、以下の方法で対処しましょう。
殺虫剤をかける
紙パックを取り出した後に、殺虫剤をかけて虫を殺します。 ただし、殺虫剤を掃除機で吸わないように注意してください。 殺虫剤は引火性が高いので、掃除機に火がついてしまう恐れがあります。
ホウ酸を吸う
ゴキブリはホウ酸を食べると死ぬので、ホウ酸を掃除機で吸わせます。 これで、ゴキブリがホウ酸を体に付着させて、自分で舐めて死ぬことになります。 ホウ酸は薬局やネットで購入できます。
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サイクロン式の場合
サイクロン式の掃除機で虫を吸った場合は、以下の手順で対処しましょう。
- 掃除機の電源を切る
- 掃除機のダストカップを取り外す
- ダストカップの中の虫を確認する
- ダストカップの中のゴミと虫をゴミ袋に入れて、すぐにゴミ箱に捨てる
サイクロン式の掃除機は、吸い込んだ空気を回転させてゴミを分離する仕組みになっています。 そのため、虫を吸った場合は、バラバラになって死ぬことが多いです。 しかし、ダストカップが透明なので、虫の死骸を見ることになります。 また、虫が生きている場合もあります。 その場合は、以下の方法で対処しましょう。
殺虫剤をかける
ダストカップを取り外した後に、殺虫剤をかけて虫を殺します。 ただし、殺虫剤を掃除機で吸わないように注意してください。 殺虫剤は引火性が高いので、掃除機に火がついてしまう恐れがあります。
ホウ酸を吸う
ダストカップを取り外した後に、ホウ酸の粉末を掃除機で吸います。 ホウ酸はゴキブリにとっては食べると死ぬ猛毒です。 掃除機の中にホウ酸が付着することで、虫を駆除することができます。 ただし、ホウ酸は人やペットにも刺激があるので、取り扱いには注意してください。
掃除機で虫を吸わないための3つの予防策
掃除機で虫を吸うのは、できるだけ避けたいですよね。 では、掃除機で虫を吸わないためには、どのような予防策があるのでしょうか? ここでは、以下の3つのポイントについて紹介します。
家の中を清潔に保つ
虫は汚れやにおいに惹かれてやってきます。 特にゴキブリは、食べ物のカスや油汚れ、生ゴミなどに集まります。 そのため、家の中を清潔に保つことが、虫の発生を防ぐ最も基本的な方法です。 次のようなことに気を付けましょう。
虫が入り込みやすい場所をチェックする
虫は外から家の中に入り込むことが多いです。 そのため、虫が入り込みやすい場所をチェックして、対策をすることが大切です。 次のような場所に注意しましょう。
これらの場所には、虫が侵入しやすい隙間や穴があるかもしれません。 それらを見つけたら、テープやシリコンなどでふさぐようにしましょう。 また、網戸や窓は夜間に開けると、光に誘われて虫が入ってきやすいので、できるだけ閉めておくと良いでしょう。
虫よけグッズを活用する
家の中を清潔に保っても、虫が入り込んでくることはあり得ます。 そんなときに役立つのが、虫よけグッズです。 次のようなものがあります。
虫よけスプレー
虫が嫌う成分を含んだスプレーで、虫が入り込みやすい場所に吹きかけます。 虫の侵入を防ぐ効果がありますが、人やペットにも刺激があるので注意してください。
虫よけシート
虫が嫌う成分を含んだシートで、窓やドアの隙間に貼り付けます。 虫の侵入を防ぐ効果がありますが、効果が持続しないので定期的に交換する必要があります。
虫よけハーブ
ラベンダーやミントなどのハーブは、虫が嫌う香りを放ちます。 鉢植えやドライフラワーなどで、部屋に飾ると虫を寄せ付けません。 自然な香りで人にも優しいですが、効果が弱いので多めに用意すると良いでしょう。
カメムシや小さい蜘蛛などの虫についての注意点や対策
掃除機で虫を吸うときには、特にカメムシや小さな蜘蛛などの虫について注意が必要です。 これらの虫は、掃除機で吸っても死なないだけでなく、掃除機の中で臭いや糸を出すことがあります。 そのため、掃除機の中が汚れたり、故障の原因になったりする可能性があります。 ここでは、カメムシや小さい蜘蛛などの虫についての注意点や対策を紹介します。
カメムシの対処
カメムシは、危険を感じると臭い液体を出すことで知られています。 この液体は、掃除機の中に残ってしまうと、掃除機の排気から臭いが漏れることがあります。
また、カメムシは掃除機の中でも生き続けることができるので、掃除機から逃げ出すこともあります。
そのため、カメムシは掃除機で吸わないほうが良いです。 カメムシを見つけたら、以下の方法で対処しましょう。
紙やティッシュで包んで捨てる
カメムシを直接触らずに、紙やティッシュで包んで捨てます。 ただし、包むときに強く押さないように注意してください。 押すと臭い液体が出る可能性があります。
冷凍する
カメムシを紙やティッシュで包んだら、冷凍庫に入れて凍らせます。 これでカメムシは死にます。 凍らせたら、ゴミ袋に入れて捨てましょう。
殺虫剤を使う
カメムシに直接殺虫剤をかけて殺します。 ただし、殺虫剤をかけると臭い液体が出ることがあります。 その場合は、臭い液体を拭き取ってから、カメムシをゴミ袋に入れて捨てましょう。
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小さい蜘蛛
小さい蜘蛛は、掃除機で吸っても死ぬことが多いですが、中には生き残ることもあります。 また、小さい蜘蛛は掃除機の中で糸を出すことがあります。
この糸は、掃除機の吸引力を低下させたり、故障の原因になったりする可能性があります。
そのため、小さい蜘蛛は掃除機で吸わないほうが良いです。 小さい蜘蛛を見つけたら、以下の方法で対処しましょう。
紙やティッシュで包んで捨てる
小さい蜘蛛は紙やティッシュで包んで捨てることができます。 ただし、包むときに強く押さないように注意してください。 押すと蜘蛛の体液が出る可能性があります。
掃除機で吸う
小さい蜘蛛は掃除機で吸うこともできますが、掃除機の中で生き残ることもあります。 その場合は、掃除機のゴミをすぐに捨てるか、ホウ酸などを掃除機で吸わせて駆除する必要があります。
虫よけスプレーを使う
小さい蜘蛛に直接虫よけスプレーをかけて殺すこともできます。 ただし、虫よけスプレーは人やペットにも刺激があるので注意してください。 また、スプレーをかけると蜘蛛が逃げることもあります。
まとめ
この記事では、掃除機で虫を吸わないための予防策と、カメムシや小さい蜘蛛などの虫についての注意点や対策を紹介しました。 掃除機で虫を吸うと、掃除機の中で臭いや糸を出すことがあり、掃除機の性能や寿命に影響する可能性があります。 そのため、以下の3つのポイントに気を付けましょう。
また、カメムシや小さい蜘蛛などの虫は、掃除機で吸わないほうが良いです。 それらの虫を見つけたら、紙やティッシュで包んで捨てる、冷凍する、殺虫剤を使うなどの方法で対処しましょう。
これらの方法を実践すれば、掃除機で虫を吸うことを防ぐことができます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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