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札幌が臭い?今日も雑巾臭?雪虫大量発生と死骸の外出匂い対策3選!

札幌が臭い?今日も雑巾臭?雪虫大量発生と死骸の外出匂い対策3選!

ここのところ、毎日のように札幌の街全体が雑巾臭いという声をよく聞きます。原因は、今年大量発生した雪虫の死骸(分泌物の腐敗臭)です。

雪虫は、春と秋に綿毛によって空中を移動しますが、その過程で白い分泌物(ろう物質)を落とします。短命な雪虫は、雪虫の死骸も分泌物と一緒に落ちてきます。これらの物質が腐敗すると、雑巾臭と呼ばれる不快な臭いを発するのです。

この記事では、雪虫の大量発生による臭い問題について、雪虫の死骸を取り除く方法と、外出時に役立つ3つの対策方法をご紹介します。

札幌が今日も雑巾臭い?雪虫の大量死骸が原因

死んだ雪虫がどうして臭いのか

雪虫の死骸が臭い理由

  • 雪虫(ケヤキフシアブラムシ)は、強烈な臭い匂いを放つカメムシの仲間だが、生きている間にあまり匂うことはない
  • 雪虫が死ぬと、アミノ酸の分解や、綿毛の分泌物(ろう物質)の腐敗により、アンモニア系の臭気を発する
  • 雪虫は短命で、飛んでいるうちにも次々と死んでいき、風に乗って散らばるため、街中から雑巾臭がする原因となっている

札幌の街を歩いていると、不快な臭いに悩まされます。生乾きの洗濯物や雑巾のような酸っぱい臭いです。 この臭いの正体は、雪虫の死骸だということがわかりました。 そう、あの白い綿のように舞う雪虫です。

どうして雪虫が臭いのか、詳しく見ていきましょう。

雪虫とは、ケヤキフシアブラムシというアブラムシの一種で、カメムシの仲間です。カメムシといえば、強烈な臭いを放つことで知られていますが、雪虫も同じように臭いを持っています。ただし、雪虫は生きているときはあまり臭いません。

しかし、死んだときには、体内のアミノ酸が分解されてアンモニアや硫化水素などの臭気成分を発生させます。 これが、雪虫の死骸が臭う理由です。

雪虫は、ケヤキの木に卵を産むために、秋から冬にかけて大量に飛びます。そのため、公園や街路樹などにケヤキがある場所では、雪虫が目立ちます

しかし、雪虫の寿命は約一週間と短く、飛んでいるうちに次々と死んでいきます。そして、死んだ雪虫は風に乗って広範囲に散らばります。その結果、札幌の街中に雪虫の死骸が降り積もり、臭いの元となっています。

札幌の住民の方の声と影響

札幌の住民は、この雪虫の臭いについてどう思っているのでしょうか?

  • 「(臭いが)めっちゃする」 (札幌市民)
  • 「 雑巾みたいな。 滑り台のところで(匂いが)した。 酸っぱいような」 (札幌市民)
  • 「(臭いの元が)イチョウかと思ったが違う」 (札幌を訪れた人)
  • 「すごすぎますね。 気持ち悪いくらいいっぱいついちゃって」 (札幌市民)
  • 「服は手ではらったりできるけど、顔は見えないからつぶれているんじゃないかと思って気持ち悪くて」 (札幌市民)

また、雪虫の臭いは、健康にも影響を与える可能性があります。

雪虫を吸い込むとアレルギーを発症する人もいるということです。 そのため、雪虫の多い場所では、マスクやサングラスなどで目や口を保護することが推奨されています。

雪虫の臭いは、11月上旬まで続くと予想されています。 しかし、雪虫の発生は、気温や湿度などの気象条件によって変化します。

今年は、夏の猛暑で雪虫の繁殖のスピードが早くなったという説もあります。 そのため、今後も雪虫の大量発生に注意が必要です。

雪虫の死骸を掃除する方法は?(根本対処)

札幌の街を臭いから守るためには、雪虫の死骸を掃除することが重要です。しかし、雪虫の死骸は非常に細かく、掃除機やほうきではなかなか取り除けません

雪虫の死骸の掃除方法

  • 水で洗い流す(雪虫の死骸は水に溶けやすい)
  • ティッシュや布巾で拭き取る(雪虫の死骸は静電気で吸着)
  • 粘着テープで引き剥がす(窓やサッシ等に張り付いた死骸)

以上のように、札幌の住民は、この臭いに不快感や不安感を抱いています。

また、雪虫の臭いは健康にも影響を与える可能性があります。 そのため、雪虫の死骸を掃除することが大切です。札幌の街を快適に過ごすためには、雪虫に負けないようにしましょう。

雪虫大量発生と死骸の外出匂い対策3選

雪虫は、屋外で落ちて死んだり、家の中に入ってきたりして、不快な匂いを発します。雪虫の匂いは、鼻につくような酸っぱい臭いで、アンモニアや硫化水素に似ています。

雪虫の匂いは、人体に害はありませんが、気分を悪くしたり、ストレスを感じたりすることがあります。 外出時に雪虫の匂いを防ぐための対策を3つ紹介します。

組み合わせることでそれぞれより効果的です。

雪虫や死骸臭を遮断するマスクやアルカリ性スプレーを使う

外出時に雪虫の死骸の匂いに遭遇する可能性は高いです。また、雪虫は、ケヤキの木の近くだったり、街灯や看板などの光に集まります。そのため、夜間に外出するときは、特に注意が必要です。

雪虫や死骸臭を遮断するためには、以下のような商品を使うと効果的です。

  • 遮断マスクや防護サングラス
    例えば、「花粉対策マスク」や「防塵マスク」、「防護サングラス」などです。これらのマスクは、匂いや粉塵を吸収するフィルターや防護する素材でできています。マスクを着用することで、雪虫の匂いを感じにくくしたり、雪虫の飛来から防護します。不快感やアレルギー発症の抑制にも役立ちます。
  • 中和スプレー・忌避スプレー(希釈水)
    雪虫の死骸の匂いを緩和するにはアルカリ性の消臭による中和を狙います。また雪虫が嫌う香りのする成分(アルカリ系)のものを選びます。スプレーを服や髪、マスクに吹きかけることで、死骸臭を中和したり、雪虫を寄せ付けづらくします。

    重曹水をこまめにスプレーすると、雑巾臭さが付きにくくなります。またハッカ油(希釈水)は、カメムシをはじめとした多くの虫が嫌う匂いのため忌避剤として用いられます。すっとしたミント系でマスクや衣服に振りかけるとさっぱりした気分になれます。

ツルツル・サラサラ・スベスベした素材の服を着用する

雪虫の白い分泌物(ろう物質)は、油性でベタベタして取れにくいです。そのため、毛がフサフサした素材や表面が凸凹した素材の衣服はNGです。

反対に表面が「すべすべしているシルクや綿」だったり、「さらっとしているレーヨンやデニム素材」、また「ツルツルしたビニール製・撥水性の上着」などであれば、雪虫が留まりにくく、付いたとしてもすぐに払い落としやすくなります

ゆっくり歩く

外出時にはゆっくり歩かないと、これだけの雪虫にぶつかってしまいます・・・

急いで走ったり、自転車やスクーターに乗ったりすると、風に流されて飛散している雪虫とぶつかって潰してしまうことになり、服や顔や髪に付着します

ゆっくり歩いていれば、雪虫は人体や着衣の表面を流れていくだけですので、雪虫が留まりにくいことに加えて、死骸の付着や死骸臭の防止につながります。

まとめ

雪虫死骸臭を軽減する3つの方法

  1. 遮断マスクやアルカリ性スプレーを使う
  2. ツルツル・サラサラ・スベスベした素材の服を着る
  3. ゆっくり歩く

これらの方法を試してみると、雪虫や臭いが気になることがかなり減り、外出するのが楽になるはず。特に、マスクやサングラスは、雪虫の綿毛が鼻や目に入るのを防げるため、アレルギー症状も落ち着きやすいようです。

雪虫の臭いに悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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