TBS系日曜劇場ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」。第6話はテント、別班、公安それぞれの思惑が見え隠れしながら、公安は別班へ、別班はテントへと迫ってゆくスリリングな展開が繰り広げられました。
本話は「Fの秘密が明らかになる」「最終話につながる伏線がある」と事前に明かされていましたが、テント、別班、公安三つ巴の展開に目を奪われ、おそらく初見ではハッキリとはわからなかった方がほとんどかと思います。
この記事では、第6話で浮かび上がってきた、Fの知らない「本当の僕」は何者?別班乃木と憂助の謎について迫ります!
多くの謎から導かれる答え・ルーツに驚愕!別班とはさらに別の顔、ポスターのAはまさかのア◯◯イ◯だった!
※本記事は第6話のネタバレと、物語の核心に迫る内容が含まれます。ご注意ください。
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VIVANT考察|第6話あらすじ・Fの知らない本当の僕?
第6話あらすじ
テントの指導者と思わしきノゴーン・ベキ。父ベキへの想いと決着の狭間に揺れる別班乃木。別班を追い詰めることでテントへ迫ろうとする公安野崎。
別班に買われたブルーウォーカー太田のハッキングにより、テントのアジトへ迫る情報を手に入れることに成功。ラストは司令より6名の別班員へ勅命が下されました。
第6話Fの知らない本当の僕?
テントらしき組織を統制するノゴーン・ベキや、別班がテントに迫る、また公安が別班を追い詰めようとするスリリングな展開が繰り広げられる中、重大な秘密が明かされていました。
サウジアラビアのリヤドに滞在する、乃木憂助とFの会話と出会いの回想シーンです。
憂助が「怖い怖い」と震える理由を、Fの指摘「実の父がテントだったから怖い」を否定しました。
またFが「お前は俺、俺はお前だろ」と言うのに対し、乃木憂助は「違う違う、本当の僕をわかっていない」とさらに否定しました。一体どういう意味なのでしょうか?
憂助とFは、意見をぶつけながらも協力しあってきたバディって思ってたけど・・・
よくよく振り返ると、憂助とFは、なんだか対等じゃないように思えるのよね
そういえば一番最初も、イマイチ冴えないサラリーマンの憂助と、「だからオマエはダメなんだよ」って叱りつけるFの会話から始まってたね。
なんであんなタクシーに乗ったんだよ、とか、ぼーっと写真見てたせいだと非難してたけど、
Fからすると「ああ言うしかない」んじゃない?憂助の心理や行く先が読めないんだから・・・
VIVANT考察|別班乃木と憂助の謎
別班乃木は何者なのか
Fとの会話を鑑みると、どうやらFは、憂助がどのようにしてミリタリースクールを首席卒業できるほどの強く優れた能力を身に着けたのか分かっていないようです。もっと言うと、「優しくて頼りない憂助」と「美しき日本を背負う別班乃木」との内面の違い・隔たりをFは分かっていないということです。
「もう生きられない、消えてしまいたい、どうしていいかわからない」と憂助が思ったとき、Fが現れています。
そんな憂助に対し、「俺はおまえと生きたい」「バカヤローこんなところで死ぬんじゃない」「オマエが死んだら俺も困る」と激を飛ばします。
そんな憂助とFの関係は、「死と生、無と有」で1対1の関係です。
ところが、別班乃木となると、業務相談役としてFが現れることはあるものの、ハードな任務を行っている最中のクールな別班乃木に対して一切Fは現れません。
(当初はFの人格が別班だとミスリードしてしまう描写もありましたが、乃木憂助が別班だと明かされました。)
憂助がオリジナル、別班乃木のアイデンティティとは
第6話で憂助が「怖い怖い」と震える理由。それは、父の正体が何であれ、父に会うことで自分というアイデンティティが根底から大きく揺らぐからです。
憂助の全く知らない「愛を注いでくれる」かもしれない、反面、別班乃木としてベキを討つと「家族を救うために自衛隊に入隊」した自分が失われるから、ではないでしょうか?
別班乃木にとって、テントのリーダーである父と対峙することは、大きな自己矛盾をはらむ、ってことだね。
どんなひどい父でも会って話をしたい憂助と、別班としてテントのリーダーを抹殺する任務を全うすべきだと言うF。別班乃木はジレンマよね。
では別班乃木のアイデンティティの由来はどこにあるのでしょうか?
別班乃木のルーツは人身売買のバルカ時代にあり
保護され日本に帰国した憂助は、か弱い少年でした。彼がなぜFに勧められただけで、勉強だけならまだしもミリタリースクールを首席で卒業できるほどのチート能力を発揮したのでしょうか?
その答えは、バルカで人身売買に遭って人格改造されたため。
9.11のテロを合図に、乃木憂助はテロリストとして覚醒。本来ならアラーの神を信仰しながら操りロボットになるはずのところを、多重人格により免れます。
憂助もFも「僕らの人生と世界を変えた出来事」と公言しています。
表向きは憂助の人格として、友達サムのように「(国家ではなく)家族を守ることに憧れて、その感情を知りたくて」自衛隊に入隊し、別班員となります。
Fも知らない本当の顔=別班乃木のウラの顔は、世界転覆を謀るスパイ、つまりテントの一員
非凡な別班乃木は、ときおり本来の人格である平凡な憂助に立ち戻ってしまい、別班乃木ではありえないミスをいくつも起こしています。
社内の「出世レース脱落者」として誤送金の罪をなすりつけられる。タクシー運転手に「お人好し」と舐められて砂漠に置いていかれる。50kmの砂漠で「体力を使い果たして」砂丘から転落する。
とはいえ、その平凡な憂助の心が、別班桜井司令も認める「幸運をたぐりよせる資質」につながっているのです。
善きにしろ悪しきにしろ、乃木憂助は自分の中にとんでもなく大きな矛盾をはらんでいる、ってことだよね。
本来の憂助は凡人だけれども、実は別班乃木のウラのスパイ活動や計画を妨害するためにわざと邪魔をしてる、って可能性もありうるわね。
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VIVANT考察|第6話Fの知らない本当の僕?別班乃木と憂助の謎まとめ
いかがでしたでしょうか?乃木憂助(別班乃木)は別班でありテントである説。チート能力の由来とアイデンティティにかかわる矛盾から導いてみました。
となると、ポスターのタイトルロゴで堺雅人さんに被るVとAは・・・
Vは「別班」。
Aは「アルカイダ」(真の悪)になるわね!
とはいえ細部についてはさまざま考えられ、物語の核心にどこまで迫った答えなのかは予断を許しませんし、別の答えの可能性も多いにありえます。「敵か味方か」「善と悪が交錯する?」VIVANTからまだまだ目が離せませんね!
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