保育園入園準備に手間かかりすぎ？「名前書き」の効率的方法と便利グッズ3選

保育園の入園準備は、子育て中のママにとって大きな山場です。とくに働くママにとっては、保育園に受かった喜びも束の間、年齢に合わせた必需品の準備からお名前付けまで、やることや確認することがとにかく山積みでストレスも多いもの。

そこで、この記事では入園準備で最も大変な「名前書き」に焦点を当て、効率的な方法とお役立ちグッズを紹介します。

上手にこなせば、スムーズな園生活のスタートが切れます。職場復帰を控えてたり仕事合間で送り迎えをする親御さんは、ぜひ参考にしてください。

入園準備で「名前書き」が最大のヤマ場

入園準備の中で「名前書き」は最も手間がかかり、重要な作業の一つです。

入園準備にはさまざまな作業がありますが、圧倒的に手間がかかるのが「名前書き」です。子どもの所持品全てに名前を記入しなければならず、アイテムによって書き方のルールが異なるため、効率的に進めないと時間ばかりが経ってしまいます。

また、ひとつひとつ丁寧に名前を書かないと、忘れ物や無くし物といったトラブルに巻き込まれる危険があります。保育園は集団生活を送る場所なので、不要なトラブルを避けるためにも名前書きは欠かせません。

一方で、あまりにも行き過ぎた名前書きは子どもの自尊心を傷つけるリスクもあります。例えば、靴下の中まで名前を書くのは行き過ぎだと言えるでしょう。

このように、入園準備における「名前書き」は手間もかかるが重要な作業ですから、方法やコツをしっかりと把握しなければなりません。

名前書きにかける時間の目安と優先順位

名前書きに取り掛かる前に、時間の目安と優先順位を知っておくことが大切です。

名前書きに費やす時間は、一般的には新入園児の場合で10時間程度が目安とされています。時間がかかる理由は、書き損じへの対策や細かいルールの確認なども必要だからです。

では、具体的にどのアイテムから名前を付けていけばよいでしょうか。保育園のママ達からの人気の高い優先順位は以下の通りです。

1. 布製品(バッグ、タオル、エプロンなど)
   • 着替え、肌着、パジャマ、靴下、帽子、上履き、タオル、ハンカチ、巾着、通園カバン、布団類　など
2. ビニール製品(ビニール袋、レインコート、傘など)
   • おむつ、汚れ物用ビニール袋、ヘアゴム、レインコート、傘　など
3. 食器類(弁当箱、コップ、おはしなど)
   • コップ、歯ブラシ、水筒、弁当箱、フォーク、スプーン など
4. 文房具
   • えんぴつ、はさみ、のり、セロテープ　など

布製品が最優先なのは、洗濯で文字が剥がれてしまう可能性が高いためです。次にビニール製品、食器類が続きます。最後に文房具となるのは、無くし物になりにくいためです。

このように優先順位をつけながら、効率的に名前書きを進めていくことが重要になります。

ママに人気！名前書きの便利グッズ

名前書きを楽に済ませるため、さまざまな便利グッズが人気を集めています。

子育て中のママにとって、名前書きは重労働です。そこで近年、さまざまな名前書き専用グッズが登場し、ママ達に重宝されています。特に人気なのが以下の3つです。

➊名前シール・ネームシール
布製品から食器類までを自在にデコレーションできる万能グッズ。お店で簡単に購入できるほか、オリジナルの注文もできます。中でもアイロン不要の強力接着タイプが重宝されています。布製品以外ならなんにでも使えます。

➋名前スタンプ
ゴム印やスタンプ台を使って、瞬時に文字を書き込めるスタンプが人気です。ただし、文字は既製品の書体に限られることが難点ですが、小さな教材パーツや狭い場所などにも効率的に名前を入れることができます。

➌名前ペン(ネームペン)
最も手軽な名前書きグッズが名前ペンです。アイロン接着やインクの補充が不要で、書き直しもできる使い勝手の良さが魅力です。ただし、名前を一文字ずつ書くため、時間がかかるというデメリットもあります。

上記の3つを組み合わせながら上手に活用すれば、名前書きの大半がこなせるでしょう。自分に合ったグッズを見つけるのがコツです。

ママの味方とも言える名前書きグッズですが、利用の際は注意点もあるので押さえておきましょう。

押さえておきたい名前書きのコツとマナー

名前書きには、効率化のコツやマナーとして気をつけるべき点がいくつかあります。

まず名前の書き方について、ルール（例）をおさえましょう。

• 布製品、ビニール製品→ひらがな、カタカナが基本。一部漢字も可
• 食器類→カタカナ、漢字が基本
• 文房具→カタカナのフルネームが基本

このように、名前の書き方はアイテムによって異なります。さらに、園によってもルールが変わることがあるので、必ず確認しましょう。

次に、書き損じ対策として名前シールやスタンプに加え、別途予備を用意しておくのがおすすめです。万が一書き間違えてもすぐに対応できます。

最後に、マナーとして控えめにすべきなのが、極端な派手デザインやイラストの使用です。プラスチック製品ならアリであっても、布製品などではデザインが目立ち過ぎると逆効果になる可能性があります。

このように、アイテム別のルールを守り、上手に便利グッズを活用しながら丁寧に名前を書くことが大切です。

まとめ

保育園入園の名前書きは手間がかかりますが、便利グッズを上手に活用すれば効率化できます。

保育園入園準備において、名前書きは最大の山場です。ただし、近年ではさまざまな便利グッズが登場し、ママ達に大活躍しています。

まずは書き方のルールをしっかり把握し、アイテムの種類ごとに優先順位を付けて進めましょう。名前シール、スタンプ、専用ペンなどの便利グッズを組み合わせることで、大半の名前書きをこなせるはずです。

併せて、書き損じへの備えや派手過ぎないデザインを心がけるなどの注意点にも気をつければ、効率的で丁寧な名前書きが可能になります。

スムーズな園生活に向けて、このコツとグッズを活用し、名前書きに余裕を持って取り組んでみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。